葬儀の常識!前田の日常

葬儀や墓前にお供えする供花に向く花とは

2018年03月18日
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祭壇に飾られた故人の遺影を囲む葬儀の供花やお仏壇に飾る花、お墓参りに持参する花など、さまざまなシーンで故人へのお供えに花は欠かせない身近な物です。通夜までに届ける枕花や葬儀の供花、またそれ以外でも四十九日までにお供えするときには、一般的には白やグリーンの花と葉っぱのみを使います。

供花に使われる花の種類は大菊や小菊はもちろんスプレー咲きの菊やリンドウなどの和花や、ユリやカーネーション・カスミソウなどの洋風の花も選ばれますが、仏教式の場合にはバラなどのトゲのある花は使いません。しかしキリスト教式の葬儀・墓前に供える場合や無宗教葬・自由葬で使う場合にはトゲがあるからといってバラを避けることはなく、色も白と限られていないのが特徴です。

持参したり花を届けてもらう場合には、葬儀スタイルを確認してからにするのがおすすめですが、分からない場合は白・グリーンで統一していたほうが無難でしょう。一般的には四十九日を過ぎたら、白の花だけでなく少しずつ色の付いた花を入れていって良いとされています。

淡い黄色・クリーム色や淡い紫などどぎつくない薄い色から足していき、亡くなってから年数が経つごとに明るい色や濃い色を増やしていきます。重厚な雰囲気の墓石が並ぶ墓地は黒やグレーなど暗い色が多い傾向にあるため、亡くなってから時間が経った人の墓前にお供えする花を選ぶときには、むしろ赤や黄・ピング・紫など濃い色を選ぶのがおすすめです。



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