遠方に住んでいる家族や親戚、友人のお葬式に参列するときや、出張先で訃報を受けて急遽駆けつけることになったときなど、喪服のままで移動することに抵抗を感じることがあります。葬儀場には遺族のための控え室がありますので、家族や親戚の葬儀に参列する場合はそこで着替えることができます。
事前に連絡を入れておいて、到着したら着替えさせてもらうとよいでしょう。ただ、基本的には控え室は親族のためのものなので、親族以外の人は立ち入ることを避けなければいけません。友人や知人の葬儀に参列する際にどうしても喪服で移動したくない場合は、平服で移動し、宿泊先のホテルや駅のトイレなどで着替えましょう。
また、喪服を持って移動する場合は、シワができないように工夫して持ち歩く必要があります。喪服にシワがあると目立ちますし、故人を見送る場にはやはり清潔な服装をすることが大切です。スーツ専用のバッグが販売されていますので、喪服を持ち歩くときは用意しておくと安心です。
ちなみに、最近のスーツ専用バッグは豊富な種類が販売されています。たとえば、ワイシャツやネクタイ、ベルトといった小物をスーツと一緒に入れることができるスーツ専用バッグもあります。小物も一緒に持ち歩ける大きめのサイズの物を用意しておけば、スーツや小物をきれいな状態で持ち運べるので便利です。