葬儀の常識!前田の日常

葬儀の前にお供えする食事の種類の意味

2020年04月16日
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人が亡くなると葬儀を行い最後のお別れを行います。通夜や告別式が行われますが、その前にお供えとして食事を準備する事が多いです。では実際に故人のために準備する食事の時間や意味合いですが、まず故人に供えるご飯の種類として枕飯と枕団子があります。

これは遺体が安置されている箇所の枕元に飾り付けとして供えます。お棺に入れるまでの間に供えられるので、それまでに準備しておくようにすると良いです。では実際に枕飯ですが、これは故人がこの世で食べる最後のご飯という意味が込められています。

枕飯自体は高くご飯を詰むほど良いとされており、二つのお茶碗を合わせて綺麗に盛るように作ります。最後のお箸を真ん中に指して立てます。これはこのご飯は故人のご飯であり、残された人達の物ではないという意味を示しています。

次に枕団子ですが、これは枕飯と同じように枕元に飾られます。お団子が供えられる意味として、これは故人が冥界に行くまでの間に食べるお弁当の意味が込められています。また供える数は6個とされており、仏教の教えである輪廻転生の6道に合わせていると考えられています。

このようにお供えとして準備する食事には種類とそれぞれの意味が込められています。



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