葬儀の常識!前田の日常

香典袋に入れるお札は新券を選ぶ必要はない

2020年11月14日
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急な知らせとなるのが訃報の連絡ですから、葬儀に参列する際には慌てて忘れ物をしてしまうかもしれません。そう頻繁にあることではありませんが、訃報の連絡を受けて葬儀の日程を把握したら、会場へ到着してからうっかり忘れていたということのないように、持ち物を確認しておくことです。

何をおいても忘れることができない、香典は名前を書いてお金を包み持参をします。お通夜に行くならその時でも構いませんが、いずれにしても必須アイテムと言えます。それぞれに宗派がありますので、その種類に合わせて表書きをすることです。

信仰は不明というならば、無難なシンプルな香典袋を選択して、御香典と書けば問題はありません。何かの際に誰かに渡すお金は、イメージ的にすべて新しいお札が良いように感じます。新しい年の幕開けに子供にあげるお年玉とか、結婚式のご祝儀などは新券ですが、香典袋に入れるのは新札ではありません。

もしも綺麗な新しいお札を入れてしまうと、それは不幸をわかっていたような印象を与えてしまいます。そのため香典袋に使うのは、あえて新券ではなく普通にお財布に入っているようなお札で構いません。普段字を書きなれない現代人ですから、香典袋の字を書くのが苦手なら、御香典という文字のハンコを押すと楽です。



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